2010六無月 東京喜多(北)マラソン(2010年6月 フル)



****** 大会データ ******

----- 大会寸評 -----
地味な大会だが、参加者増とともに少しずつ進化している。
しかし、基本的には健康志向の月例マラソン的雰囲気、マンモス大会のような華やいだお祭り気分は皆無だが、この時期にマラソンを走りたい人にとっては貴重な大会。
独特の地味な雰囲気は、好き嫌いが大きく分かれる。

----- 概要 -----

種目:フル、ハーフ、10km。
最寄り駅:新交通システムの舎人ライナー・足立小台駅から15分。
スタート時刻:フルは9時半。
参加者数:フルのエントリーは1616人。ハーフ等は不明。
ちなみに昨年は総数4365人、内訳(フル1482人、ハーフ2097人、10K786人)
制限時間:フル6時間、ハーフ2時間45分、10km1時間20分。
数字的には初心者向きだが、時期的に暑く辛いので、初心者にはお勧めしない。
関門:あり。時間不明。
参加資格:小学生以上。
完走率など:不明。

----- コース・計測 -----

計測方式:RCチップ。
計測内容:グロスとネット、途中地点の計測なし。
記録検索:なし。
記録証:即日発行。
ペースセッター:なし。
ゼッケン枚数:前のみ。
ゼッケン番号順:不明。

コース:荒川河川敷、港北橋をスタートし下流の堀切橋で折り返し、上流の新荒川大橋手前でターンして戻る。
フルはこれを二周回する。
コース上トイレ:河川敷の既設の他、仮設もあり。
アップ場所:河川敷のコース上。
キロ表示:基本的に2kmごと。ただし、周回コースなので2周回以降は誤差が出るので目安程度。

スタート順:早い者順。まったりしてます。
ロスタイム:前の方だと15秒ぐらい。
給水:おおむね3kmごと。
河川敷の水場で飲めるので、ロスタイムを気にしないで自主的に給水しましょう。
スペシャル給水:なし。
給食:一応あり。
スタート地点にバナナ程度が置いてあったような気がする。
水門にはバナナとカロリーメイト的なものがあった。
ただ、品切れの可能性は高いし量も種類も少ないので、期待は厳禁。
私設エイド:二カ所で小規模なものをやってくれていました。
スポンジ:なし。
スタート前給水:なし。

----- 環境 -----

声援:皆無。ゴール付近で多少ある程度。
仮装:いることはいる程度。
参加賞:恒例の手ぬぐい、トートバッグ。トートバッグは二種類の色から選べた。
売店:なし。
ゴール後の飲食サービス:ポカリ缶入り、バナナ、リンゴ。
参加費:4800円。
荷物:預かりあり(貴重品は除く)。警備員はいるが、テントに置くだけ。
着替え場所:あり。
会場トイレ:仮設があるが、けっこう混む。
プログラム:水場などの記入された紙一枚と受付ハガキ(スタート時間などが記載されている)。
受付後もハガキは手元に残るシステム。
写真屋:なし。数千人規模で写真屋なしは珍しい。
招待選手:皆無。

----- 個人データ -----

直前の体重など:
2日前の体重57.1kg、体脂肪8.8%。前日は57.2kg、8.4%。
長野以降、糖質制限を中止して5月は350km走っている状態、ここ数日で急に体脂肪が一桁台に落ちてきた。
やや風邪気味、ウエアは荒川の白帽子、ミズノアイスタッチノースリーブ、はじマラリストバンド三代目(今日が使い納め)、薄墨ランパン、指なし靴下、シューズはライトスカッド2。

ダメージはマメができた程度、あとは若干の筋肉痛。
ライトスカッド2は200km強でソールが削れました。寿命短いなぁ。
終了後、やや風邪気味でしたが4時間弱というタイムでは脚への負担は少なく、翌日からいつもの10kmジョグを再開できました。

【大会まで】

4月の長野マラソンで後半に大失速してから生活を見直すことにして、中途半端に続けていた低糖質食を止めて、普通の食生活に戻しました。
以前ほどの高糖質な食生活ではないけれど、ほぼ普通の栄養比率に戻しました。
長野の反省から5月は300kmを目標に走り込み、途中風邪を引いたりしたものの350kmと久々に長めに走れました。
ところが、5月の健康診断で期外収縮(不整脈)が発覚、というか半年ほど前から脈が飛ぶ自覚はあったんだけど痛くも痒くもないので忘れてたのを指摘されました。
指摘された時、もうレースからは引退だと覚悟したのですが、自分でも意外なほどさっぱりしていて、むしろホッとした気すらしました。
ダイエットとしてのジョグができればそれで十分、マラソンブームにも辟易しているし、引退するにはいい頃合いかな、という心境と、レースは楽しみな反面ストレスでもあったのでしょうね。
レースは程々に、などという結果は非常に迷惑で全力疾走できないのならきっぱり引退したい、半端な検査結果が出たら困る、医者からきっちり引導を渡してほしいと思っていました。

結局、ホルター心電図で24時間の心電図を取り、超音波(エコー)検査をした結果は、服薬も運動制限も不必要という結果でした。
要するに、今まで通りでいい、と。
ただ、その医者に聞き忘れたのですが、ランナーは運動負荷心電図の検査もすべきなんじゃないかと思い、その検査ができる医療機関に予約を取り直している状態で迎えたのが、この大会でした。

この大会、5回目の出場ですが完走は二回だけ、初完走は低気温の日でしたし、二回目は最後脱水で倒れそうになって歩きが入って4時間21分と練習以下のタイム、びっくりしたことにこの大会で4時間を切ったことがありません。
まあ、過去4回も出てて2回しか完走できていないんですから、こんなもんでしょうか。
とりあえず今年の目標は、完走して勝ち越すこと、できれば4時間を切れたら嬉しいなぁ、という感じでした。
一応医者からはお墨付きは貰ったとはいえ運動負荷検査はまだだし、とにかくペースは押さえて走ろう(後半の地獄を避ける為にも)という作戦で挑みました。

【大会の様子】

5時13分に起きて、焼きそばとサンドイッチ、眠気覚ましのコーヒーで朝食を終えてから、軽く腹筋、トイレを済ませて6時57分に家を出て駅でメガネを忘れてることに気がつきました。
まあ、メガネなしでも走れるのでそのまま6時57分の電車に乗り、7時33分に西日暮里で乗り換え、舎人(とねり)ライナーという新交通システムに乗ります。
車内はランナーでで混雑していました。
7時45分に足立小台(あだちおだい)駅に着き、47分に駅を出て会場入りが8時6分。
駅から会場は1km、約20分は見ておいた方がいいです。
(走ればもっと早いけど)
受付は結構な行列でしたが意外と早く進み、待ち時間4分ほどで受付終了、コース案内(水場やトイレなどが書いてあり、便利)と参加賞のタオル(毎年恒例のもの)とトートバッグ(二種類のデザインから選択化)、チップ、ゼッケンを受け取って陣地を設営。
橋の下は駐車場で設営不可でしたし、まあ日陰でなくてもいいので大会会場のはじっこの草むらに荷物を置いて、後は早めに荷物テントに移動しました。
ついでにトイレ待ちしながらウイダーインマルチミネラルを補給、たまたま家にあって賞味期限切れだったので持ってきただけですが、飲んでおいてよかったような気もします。
軽くアップしましたが、もう暑さが気になってきていましたし、どうせペースは遅めで走るつもりなので、あくまで軽くのアップにしました。
久々に履いたレースシューズ、妙にクッションが柔らかいと思っていたら、終わってから気がついたのですがアウトソールが削れてミッドソールが出始めていました。
まだ200km程度なんだけど、寿命短いなぁ。

レースウエアは、最近買った黒のボックスランパンとブルーと白の半袖のつもりでしたが直前になって気温が気になり、道マラでおなじみの薄墨ランパンと白の袖無しという暑さ対策重視のウエアにしました。
この時点で、遅くスタートする10kmやハーフの選手達で受付は大行列、フルに出るなら早めに来ないと巻き込まれてしまいます。
トイレも長い列になったようですが、私は早めに済ませたのでタイムロスはわずかでした。

早めにスタートラインに行き、開会式を待ちました。
会長から恒例の挨拶、
・昨夜から関係者は一睡もせずに準備している
・昨年は退院三日目の人が、自分を試してみたいという理由で出て倒れた
・北区ラジオ体操協会は今年45周年
といった話とコース説明、恒例のラジオ体操(第一と第二)があり、数千人がコース上でラジオ体操をするという、なんともこの大会らしい光景が微笑ましいです。

さあ、いよいよ号砲です。
毎回感じるのですが、主催者やハーフや10kmのランナー達の拍手に送られて走り出すのは本当に嬉しいものです。

焦らず、いや焦りたくても脚が速くは動かないので脚に任せながら混雑の中を走ってみたら、2km地点でキロ5分半、おお、なかなかいいペース。
まだ暑さは気になりません。
風は上流に向かって吹いていますので、序盤は涼しくて助かります。
混雑は序盤のわずかな距離だけ、フルはエントリー1600人ですから走り出せば人数は気になりません。
(会場のトイレなどは10km・ハーフの選手もいるので混雑するが、コースに出れば気にならない)
キロ表示は2kmごとですが、ハーフのコースを二周回するので、二周目からは微妙に狂う場所がありますから目安程度と考えればいいでしょう。
まあ、この時期に記録狙いの人はいないでしょうが。

晴天、微風、湿度低し。
ちょっと早めですが塩熱飴を8kmあたりで補給、今回は飴4つとゼリーと水と塩を携帯しての走りですが、飴はもっと持っていても良かった。
エネルギーというよりミネラル補給目当ての飴ですが、ゼリーと併用すれば給食要らずです。
ペースはキロ5分20秒前後、目標はサブフォーですから速すぎるぐらいのペースです。
終盤に歩いたりすることのないように、無理しないで身体と相談しながらの走りです。

給水は全てパスしました。
私一人の分でも消費量を抑えて、他のランナーに飲んでほしかったからです。
ペットボトルに河川敷の水場で補給しながら水をかぶって冷やしながら走る作戦でしたので、給水所でスピードダウンするよりも自分のペースで走れて結果的には良かった。
後ろから15分遅れてスタートしたハーフの選手が抜いて行きますが、もうこの頃はランナーがバラけていることもあり、自然に抜かれるだけで気になりませんでした。
さすがに先頭集団は速度差があったので抜かれたときに気がつきましたが、我々をブチ抜きながら疾走するのは走りづらそうでした。
スタートラインに戻って、上流側の折り返しを目指します。
水門に上がる所に唯一の坂がある程度でフラットなコースです。
気のせいか、水門付近の土手の上を走る区間が一番キツい気がします。
一周目の土手の上は余裕もあるのでたいした負担ではないのですが、10kmの部と思われる男性が意識もうろうで倒れていました。
10kmの部だと中盤すぎでしょうから無理しすぎたのか、失礼ながら体型的には練習不足または初心者の方のように見受けられました。
呼吸はしていましたし係の人もいたのでそのまま通り過ぎました。

一周回目は水場の確認を兼ねての走り、ハーフの選手も走っているのですが、競うようなことはせずに自分のペースで走ります。
スタート地点に戻ってこれで21.0975km、まだまだ先は長い。

私設エイドを二カ所ほど見ました。
本当に小規模でしたが、ありがたいものです(私は利用せず)。
給食の代わりに、少し早めでしたが22km付近でゼリー(パワーゼリーバナナ味)をチャージしました。
暑さはさほど厳しくはなかったので、水分補給も水場での水かぶりも時々という感じで全ての水場に寄ることはしませんでしたが、早めに行っていたのが良かったのか、暑さに負けた感じはほとんどしませんでした。
ただ30km過ぎだったか、ちょっとふらつく感じがありましたが、しばらくしたら消えていました。
このときは、やっぱり不整脈持ちがレースは無理かな(医者は大丈夫とは言っていたけど)とも思いましたが、たいした症状ではなく終わりました。
ペースは5分50秒前後と20秒前後遅くなっていました。
無理してペースアップするよりも終盤で歩かないよう、6分を超えなければ上等という気持ちでいました。
時々、水場で水を補充して水をかぶっていましたので、そのロスタイムを考えれば上出来です。
二回目の下流折り返しをターンして、またゴール付近に戻ってきます。
ここからまた上流側折り返しを目指すのですが、ここからが正念場。
水場も減りますし、コースの一部は土手の上で気のせいか日差しもキツくなるし、身体もバテてるし。

二回目の水門地点で給食があったのにはびっくりしました。
スタート付近にささやかな給食しかなかったイメージだったので、この大会もずいぶん進化したんだなぁ。
今回は給食も全く手つかずで、全て自力で済ませました。
さすがに皆さん暑さでばて気味なのか終盤は抜かれることもなく、淡々と走って時々落ちてくるランナーを抜く程度、無理してペースアップはしません。
二回目の土手走が私にとって難関なのですが、最後に残った塩熱飴をなめつつ乗り切りました。
塩も持っていったので何回かなめました。
昨年は土手からの帰りに脱水でふらふらになって歩きましたが、今年はペースこそ落ちていましたがしっかり走れています。
終わってから気がついたのですが、上流の折り返しの先にも水場があるようで、来年からはオアシスが増えて助かります。

スタートライン付近は、走り終えたハーフなどの人たちが応援してくれて、数少ない応援ポイントなので嬉しいです。
残り2kmはかなり頑張ってスパートしました。
最後になってキロあたり5分弱と一応最速ラップ、まあ距離表示の正確さはともかく最後にスパートできたのはレース運びとしては大成功です。
ゴール。ネットタイムは3時間54分台、上等。合格。
終盤のバテがなければ数分縮めることもできたでしょうけど、今回はとにかく完走第一、久々に満足できるレースでした。
一応コースベストでしたし、満足できる結果でした。
いつも辛口の私としては珍しい。

フィニッシュしてから完走証を受け取り、バナナと缶入りポカリとリンゴを頂きましたが、バナナとポカリはその場で頂きました。
昨年は輸入品のアイスがありましたが、外国から輸入した会社が宣伝の為にスポンサードしたような雰囲気でしたので、案の定今年は無くなっていました。
恒例のカッパ天国(スーパー銭湯)の割引は今年もあったようで、送迎バス待ちの人が結構いました。

陣地に戻って荷物を取って着替え、いつもならトイレに行きたくなるのですがそんな気になれません。
結構水分補給したんだけどなぁ。
濡らした手ぬぐいで身体を拭いて、その手ぬぐいを頭にかぶって日よけにして、まだまだレースの続く中を、駅に向かって歩いて帰りました。
まだレースを戦っているランナー達(おそらく5時間オーバーの人たち)は、ほとんどが歩きになっていました。


癖のある大会ですので、出る前にRUNNETなどで評判を聞いた方がいいです。
知った上で出るべき大会です。
制限時間の緩さで判断したら危険です。
参加者は増えて混雑気味ではありますが、早めに会場入りするとか、最悪は遠くまで走って別の場所のトイレを使うとか、前日エントリーするとかの工夫すればなんとかなります。
来年もまた暑熱順化と妙な連帯感的雰囲気を感じる為に、参加しようと思います。
北海道マラソンが9月以降の開催になったら道マラには出ませんが、この大会はずっと出続けるかもしれません。
妙に気に入っています。


2km : 10:40(キロ5:20)
4km : 10:44(キロ5:22)
6km : 10:36(キロ5:18)
8km : 10:48(キロ5:24)
10km : 10:47 (キロ5:23)(0:53:38)
12km : 11:15(キロ5:38)
14km : 10:44(キロ5:22)
16km : 10:53(キロ5:27)
18km : 10:55(キロ5:28)
19km : 5:58(キロ5:58)(1:43:30)

中間点タイムは不明だが、1:56:01前後か?
おおむね後半は2分ほど遅いペースだが、この天候・時期では上等。

23km : 22:16(キロ5:34)
25km : 11:15(キロ5:38)
27km : 10:53(キロ5:27)
29km : 11:10(キロ5:35)
31km : 11:39(キロ5:49)
33km : 11:50(キロ5:55)
37km : 23:05(キロ5:47)
38km : 11:21(キロ5:40)
40km : 6:49
42km : 10:23(キロ4:57) (ネットタイム 3:54:23)



足立小台駅から河川敷を歩いて1km先が会場です



黙々と歩くランナー、いい天気です



キロ表示は原則2km刻みです



今年は本部付近は自転車を迂回させてトラブル防止をしていました。
(たしか今年がはじめて)



だいぶ増えた仮設トイレですが、それでも行列します。



こちらは受付待ちの行列。
遅く来るとだいぶ待たされそうですので注意を。



こちらの小さいのがゴールゲート



でかいのがスタートゲート



参加賞のトートバッグ、私はラインの入ったデザインを選びました。



レース後の風景ですが、地味すぎてなにがなんだか。
よく見るとまだ走っているランナーが見えます。





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